冷やし中華の季節ですが、ウチは蛮族キャンペーンはじめました。
どうもどうも、commonruneでございます。
ぼくは名古屋人なのですが、名古屋では冷やし中華にマヨネーズをかけるのが定番なんですよ。
ほかの地方の方にはよく「うぇ~!」って気持ち悪がられますが、、、
名古屋人のなかにも気持ち悪がってるひとはいますからね!!(笑)
特にぼくの場合、唯一といっていい嫌いな食べ物がこの冷やし中華なので、
も、考えらんないわけですよ。
冷やし中華にマヨネーズがかかってる様なんて、もう・・・
せっかくなのでTRPG的に例えますけど、
強烈に腐敗した水着ゾンビがセクシーポーズしてるのを目撃してしまうくらいの「うぇ~!」なんですけどね。
はい。どうでもいいお話でしたー。
さて、ご機嫌うかがいも済んだところで本題です。
7月20日だったかな?バルバロスブックが発売になりましたね!
コレコレ↓↓
ソード・ワールド2.0 バルバロスブック (ドラゴンブック)
- 作者: 北沢慶/グループSNE,輪くすさが,真嶋杏次
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/富士見書房
- 発売日: 2016/07/20
- メディア: 文庫
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買いましたか?
プレイしましたか??
ぼくはこの本を読んで、SNEが蛮族プレイにものすごく慎重な姿勢なのがとても印象的でした。
いろいろ想像つく部分もありますが、そんなに蛮族プレイが慎重にならなくちゃいけないものなのか、面白いのか面白くないのか、
ウチの卓でも友人による蛮族キャンペーンがスタートしたので、これからちょいちょいこのブログでも触れていけたらいいかなと思ってます。
今回はその第一回ということで。
■ バルバロスブックって買いですか
まずはコレだと思うんですけど、ぼくはこれについては「買いですね」と即答できます。
蛮族プレイをしなくても、蛮族たちの生態の資料がGMとしてはとても役に立つと思います。
モンスター種別ごとにかなりのページ数を割いて収録されていて、人族シナリオの障害となる蛮族たちの設定に一役も二役もかってくれると思います。
蛮族プレイをするにあたっては、
ルールもまとまって、新種族、新技能も収録されて絶対必要!と言えますが、それよりもぼくが重要だったなと思ったのは前述の「SNEの慎重な姿勢」です。
蛮族プレイでは、人族でのプレイでは必要なかった気遣いが必要になる。
そうしたGMの心構えもしっかり伝えてくれて、セッションを始めてからトラブルにならないようにフォローしてくれてるのは、それだけ人に不快な思いをさせかねないからで、本としてとても行き届いている完成度の高いものになってるというぼくなりの評価です。
それでいて1000円しないんですから最近のソードワールド関係の商品の中では満足度かなり高かったなと思ってます。
これは買いです。
■実際プレイしてみた感想
そんなに不快なのか、というのはGMのゲームメイクにかかってるので何とも言えないんですけど、やっぱりGMもPLも相当気をつかわないといけないと思います。
ぼくはダークファンタジーが好きなので、それっぽい状況には当然免疫があるわけなのですが、そういう物語を見る側として受け取るのと、登場人物になって蛮行を行うロールプレイをするのとではやはり気持ちが全然違うわけです。
今回やったセッションは、
ラルヴァであることを隠して暮らしているぼくのキャラが住む集落に、友人演じるドレイク(ナイト)の軍勢が攻めてきて、戦いながら逃げている最中にラルヴァであることが村人にバレて、蛮族を手引きしたのはお前らじゃないのか!と暴徒と化した村人たちに母親を殺され、ぼくのキャラは蛮族たちにさらわれる。
という今後始まるキャンペーンの導入部分で、
ぼくはシナリオ上、蛮行をする機会がなかったのですが、
ドレイクをやった友人が、
「(蛮族プレイをするにあたって心構えができていて)わかってはいたけど、無抵抗な人間を殺すのはいい気がしなかった」
と言っていたのが印象的でした。
ぼくのキャラも今後は復讐の鬼と化して蛮行に明け暮れることになると思うので・・・(笑)
ちょっと心配です。
セッション前に想定していたものと、実際やってみるとではやはり違うんでしょうね。
プレイヤーにも負担があるなと思うんですが、
いやいや、GMの負担たるやいかばかりか!ってことですよね。
サッと考えただけでも、
- キャンペーンを始める前にプレイヤーと相談してシナリオの雰囲気(えげつなさといってもいい)をどの程度に設定するか決めなくちゃいけない
- 実際やってみてプレイヤーの様子をうかがい、雰囲気を調整しなくてはいけない
- プレイヤー間での雰囲気適応格差に注意しなくてはいけない
- かといって蛮行がなかったら蛮族プレイの意味がないかもしれない
とかとか。
わ、めんどー!!(笑)
まあそうは言いませんけど、
GMにとってもPLにとっても、蛮族プレイだからこその面白さはありそうです。
竜化したり、蛮族側の特殊神聖魔法を使えたり、新鮮さももちろんあります。
ひとまずわかったのは、
バルバロスブックにも書いてある通りですけど、よくよく注意して始めなければならないということですね。
後味が悪いシナリオでも、そのことを楽しめる様につくるGMのゲームメイクだとか、プレイヤーも無茶しすぎないとか、
“セッション”ですからね、
みんなで楽しめるゲームづくりを目指す必要がこれまで以上にあるんだなと思います。
それからみなさん、
ゲームですからね。現実での蛮行はいけませんよ!!
またゲームの影響だ、ゲームが悪い!とかっていわれますから!
絶対ダメですよ!!