ソードワールドのGM、commonruneの共通語魔法で便利な生活。

わたくしcommonruneがソードワールド2.0のゲームマスターをやっていて思ったことのブログでございます

アウェーに飛び込んでいくっていうのは脳にとてもいいらしいんですよ。

実は先日コンベンションに参加してきました。
中学でTRPGを始めてからのぼくのTRPG史上初めての参加です!
ありがたいことにこれまで身近にTRPGを楽しくやれる仲間がたくさんいたので参加する必要もなかったのですが、
やはりGMとして成長していくためには、ほかのGMがどんなふうにセッションを進行してるのかとか、シナリオはどんなふうに作ってるのかとか、
とにかくこれまでローカルでしかやってこなかったぼくは参加せずにはいられないと感じまして、
いいタイミングで開催していたサークルのソードワールド2.0の卓にプレイヤーとして混ぜてもらいました。

参加してみて思ったんですけど、
やっぱりキャンペーンをやるのとコンベンションで一期一会の単発をやるのとではGMもプレイヤーもセッションへの臨みかたが全然違って、
もう全く別物の気持ちでしたねー。

よくわかってなくて普通にキャラ作成したらとても地味な奴になってしまいました・・・・。
コンベンションではもっとキャラの立った設定にしてやるべきでした。


それはそれとして、普段ぼくはずいぶん助けられているなと思いましたね~。
いつもTRPGをやっている仲間は10年来、20年来の友人なので、
ぼくのこともわかってくれてますし、ぼくも彼らのことをわかってますから、セッションの進行的なムリもきいてもらえるし、楽しんでくれるポイントもわかってます。

コンベンションのGMはそうはいかないじゃないですか。
知らない人相手に手探り状態でプレイヤーを楽しませることを1番にセッションを進めていかなければならないわけですよね。

GMもいろんな人がいるから、GMそれぞれの個性があっていいと思うんですけど、
自分とは合わないプレイヤーがいても、やはりそこはGMですから、
自分を押しつけてもいけないと思うし、そういうプレイヤーを無下にしてもいけないと思うんです。
そういった人にも楽しんでもらえるようにしなくてはいけないっていうのは、腕がいりますよね~。
これってもう接客だなあ、とかって思っちゃいましたけどね。

立場は変わってプレイヤー側の気持ちですけど、
TRPGのセッションはGMに楽しませてもらうものじゃないですよね、
プレイヤーもみんなで協力して盛り上げていくのがTRPGのセッションですよね。

そんな基本的なことを、参加して改めて気づかせてもらえました。

コンベンションではGMもプレイヤーもサッカーの各国代表選手みたいですね。
普段はクラブでよくわかっているチームメイトと一緒にやってるけど、
たまに代表に呼ばれていつもと違う選手たちと一緒にやって結果を出さなくてはいけない。
クラブとは違うポジションをやる場合もあるし、違うチームメイトと違う戦術で戦うとか。
いい刺激になりますよね。
勉強になりました。